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2005/4/22 源氏物語(古典 2)「源氏物語」のことを語りだすとHPの1つや2つは出来てしまううえ、
私の力量不足甚だしいので躊躇しましたが、
これが書きたくてブログを始めたようなものなので
書き始めてしまいました。
「源氏物語」とは紫式部のよって、千年も前に書かれた
五十四帖にも及ぶ世界最古の長編小説です。
一般的に知られているお話は、主人公の源氏(17歳)が
近衛中将として、多くの女性と恋愛をしている部分
(空蝉、夕顔、若紫など)~須磨・明石
そして中盤の女三宮と柏木の密通といったところでしょうか。
物語では源氏が桐壺帝の皇子として生まれるところから始まり、
臣籍に降って、許されぬ恋の煩悩に悩み
不遇な時代を経て、中年の政治家として手腕を発揮し、
栄華を極めた後の無常観、愛する人々との死別、俗世のしがらみ、
主人公がその生涯を閉じるまで続きます。
後半には登場人物の多くが出家して、俗世を離れ
精神世界へ飛翔していくという仏教色の強い内容になっています。
源氏も出家への願いはあるものの俗世のしがらみが強く
悩みはさらに深くなります。
優雅で絢爛豪華な王朝絵巻に根底流れる果てしない無常観。
すさまじい愛憎と煩悩、業と欲の闇の力。嫉妬。慟哭と悔恨。
宗教世界の中に繰り広げられる愛欲流転の物語です。
紫式部という人は、一条帝の后、藤原道長の娘彰子に近侍して
王朝の栄耀栄華の宮廷での権力抗争の裏側を垣間見ます。
豪奢な調度品や衣装、芸術、風雅な遊びも間近にみて
美に対する類まれなセンスを持っていたと思われます。
仏教や漢学の知識も深く、鋭い人間洞察力と世界観も持っています。
彼女は人間のあらゆる典型の裏と表を見尽くしたのである。
「源氏物語」おそろしく壮大で、奥深く、美しい物語である。
俗世の縮図といえるこの物語と式部を理解することは
私には一生かかってもできないと思う。
もてる全てを注ぎ込んだ源氏物語を書き終え
40余年でその生涯を閉じた紫式部が残した歌である。
としくれて わが世ふけゆく 風の音(ね)に
心のうち すさまじきかな
引用通告此日志的引用通告 URL 是: http://namake-mama333.spaces.live.com/blog/cns!71A0C211A8108138!152.trak 引用此项的网络日志
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