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2005/5/24 とりかへばや物語(古典 其の12)古典で圧倒的に面白い物語は「とりかへばや物語」である。 これは現代でも十分通用する面白さです。 おえらい先生が漢字をいっぱい使って現代語訳しているものより、 中高生向けに分かりやすく書いてるものの方が古典本来の良さを楽しめます。
宝塚で 「とりかへばや譚」として演じられているそうです。 氷室冴子 さん(漫画・山内直美)が「ざ・ちぇんじ」としてアレンジして書いているほか、 田辺聖子 さんが中高生向けに非常に分かりやすい現代語訳をされています。 「とりかへばや」とは「とりかえられたらいいのになぁ」という意味の強調形です。
大まかにいうと、家柄のよろしい権大納言家(定員外に大納言なった人)には 、 利発で活発で美しい若君がいました。 都の公達の人気者です。 帝のお覚えもよろしく出世間違いなし!前途有望です。 若君と瓜二つといわれる(みんな顔は見たことがない)姫君がいました。 姫君も家柄からいって帝の妃がね(お妃候補) 皇子を産めば、権大納言さまは次代の帝の祖父上ですな。 (コレが摂関政治の基本です) なんとも、お目出度いことどすなぁ。 って言ってるのは世間だけ。 大納言様はとっても頭が痛いです。 だってこの兄妹、男と女が入れ替わって育っているんですもの。 小さい頃はよくても、お年頃になってくれば恋もします。 結婚問題だって出てきます。 さ~あ、どうやって本来の性別にもどりましょうか?? テンポがよくてとっても面白いお話です。 平安時代にこんな物語が書かれていたなんて驚きです。 そんなに長くありませんし、現代語訳なら読みやすいです。 ぜひぜひ読んでみてください。 「ざ・ちぇんじ」は少女向けにアレンジされています。 私と同世代の方は中学生時代にブームになったので 記憶にあるかも知れませんね。 原典に忠実な田辺聖子さんの訳の方が大人向けです。 なんといっても入れ替わりに問題なのは髪の長さ。 こちらは「ざ・ちぇんじ」の方が納得できるトリック(?)です。
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