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4/4/2006 平安・大鏡 ワイドショー!其の壱(古典 82)兄弟ゲンカ、ヒートアップ!!
名門・藤原家九条流の、兼通、兼家兄弟の
仲の悪さは周知の事実ですが、
ここへきてさらに険悪な様相になってきました。
ことの発端は長兄が亡くなったとき
関白の位を継ぐのは実力からいって兼家さんと予想されていました。
ところが兼通さんが裏技で関白に就任してしまいました。
面白くない兼家さん。
堀川殿・兼通さんが病で危篤になったとき、
東三条・兼家さん一行が兼通の邸に向かっているようです。
(このくらいの身分になると牛車で移動する。
警護の随身など総勢10名以上になるのでご一行になる)
兼通さんは感動いたしました。
やはり血を分けた兄弟。最後の見舞いに来てくれるんだ。
ケンカは水に流して、和解して関白は兼家に譲ろう。
門番に門を開けさせ、見苦しいものは片付けて
もてなしの準備を整えました。
ところが、兼家さんは、兼通さんの邸の前を素通りして
内裏へと行ってしまいました。
「兼通は死にかけています。次の関白はぜひ私に」と
天皇に頼みに行きました。
家来の前で恥をかき、怒り心頭の兼通さん。
病をおして参内して最後の除目(人事)を行いました。
関白の位は従兄弟の頼忠に譲る。
兼家には絶対に譲らない!
兼家は左遷!!
兄弟の軋轢は憎悪へと変化しました。
もう修復不可能です。
このことについて、兼家さんの夫人の1人、
「蜻蛉日記」作者の道綱の母さんに
インタビューをしてまいりました。
ええ。そうですのよ。
夫は他人の思惑など考えないひとですのよ。
私の邸に主人の一行が向かっていると聞いたので、
門を開けさせ、門番は、ひざまづいて待っていたのに
その前を素通りして他の女の邸に行ったこともありますの。
あの時は本当に私の面目が・・・。
あら?やだ左遷?
別に、どうでもよろしくってよ。
私は政治はモチロン、夫の出世にも興味はありませんの。
1週間に何度来てくれるかだけが気になりますのよ。
偉くなって忙しくなると、私の元へ来る回数が減りますでしょ。
傍若無人な兼家さん。
自己チューな蜻蛉さん。
美男美女、有能な政治家と才女。
お似合いよね。
以上。
平安・大鏡ワイドショー、編集長こまちがお伝えいたしました。
この辺りの内容を真面目な文章で読みたい方は
歴史書「大鏡」をご覧ください。
この記事がふざけすぎ、キャラをいじりすぎという苦情は
受け付けておりません。 Comments (5)
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